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CheX BIM新機能追加のお知らせ [iOS Ver3.50.0]

 

目 次

    1. 1. 区画貫通処理記録(防火)(ver.2)をリリース
      1. 2. 配管勾配試験時にポイント番号を表示
      2. 3. 配管勾配試験時の系統選択に各種選択方法を追加
      3. 4. スリーブ検査時の距離表示パターンを追加
      4. 5. 配管圧力/排水試験時のポイント機能を改善

※画面はWebブラウザのものですが、特記がない場合はiPadOS / iOSも同様の画面・操作となります。

1. [CheX BIM]区画貫通処理記録(防火)(Ver.2)をリリース

区画貫通処理記録(防火)(Ver.2)がリリースされました。写真関連の新機能が追加されています。
※従来の区画貫通処理記録(防火)について、新規シーンは作成はできませんが、作成済みのシーンは各種操作が可能です。


1-1. 測定情報タブに写真確認項目を追加

測定情報タブに「写真確認」の項目が追加されました。

写真確認の選択肢は「-」「両面確認」「片面確認」から選択することが可能です。
「両面確認」または「片面確認」を選択した場合、後述の写真の撮影面設定に応じて、下部の「表面写真」「裏面写真」の内容が変わります。

・両面確認の場合
該当の撮影面の写真が1枚以上存在する場合は「○」が、1枚も存在しない場合は「×」が表示されます。

・片面確認の場合
該当の撮影面の写真が1枚以上存在する場合は「○」が、1枚も存在しない場合は「-」が表示されます。


1-2. 写真情報タブに撮影面を追加

写真情報タブの写真一覧で、写真に撮影面を設定できるようになりました。
設定した内容は、「なし」「表」「裏」のアイコンで写真一覧に表示されます。(初期値は「なし」です)


PCクライアントの場合は、一覧上部の撮影面設定ボタンをクリック後、一覧に表示される「なし」「表」「裏」をクリックすることで選択可能です。
各写真の設定後、再度撮影面設定ボタンをクリックすることで設定が反映されます。


iPadOS/iOSクライアントの場合は、一覧を左にスワイプすることで表示される「撮影面設定」をタップすることで吹き出しが表示されます。
吹き出しの選択肢をタップすることで設定が反映されます。


測定情報タブの確認結果が「OK」または「NG」となっている場合、写真サムネイルの枠が確認結果に応じた色で表示されます。


1-3. 帳票の写真シートに撮影面項目を追加

区画貫通処理記録(防火)(ver.2)で帳票を作成した場合、写真シートの項目に撮影面の情報が出力されます。


2. [CheX BIM]配管勾配試験時にポイント番号を表示

 

配管勾配試験で、ポイント番号が表示されるようになりました。
ポイントサイズの設定に応じてポイント番号の表示も拡大/縮小されます。


3. [CheX BIM]配管勾配試験時の系統選択に各種選択方法を追加

 

配管勾試験時の配管系統を選択する際、目的別の選択方法が選べるようになりました。
系統選択右下の「▼」をクリックすることで選択肢が表示されるので、目的に応じたアイコンを選択してください。



※判定基準勾配について
 配管勾配試験では、選択した部材の内径に応じて計画情報タブの判定基準勾配の初期値が決まります。
 この値が同じ部材のみ選択されます。



4. [CheX BIM]スリーブ検査時の距離表示パターンを追加

 

スリーブ検査の距離表示が、従来の「通り芯までの距離」から「隣接する部材までの距離」に表示を切り替えることが可能になりました。
スリーブ選択後、距離表示部分をクリックするたび、「通り芯までの距離」と「隣接する部材までの距離」で表示が切り替わります。


5. [CheX BIM]配管圧力/排水試験時のポイント機能を改善

配管圧力試験および配管排水試験のポイント機能について、動作を改善しました。
※以降の説明は配管圧力試験を使用していますが、配管排水試験でも同様の手順となります。

5-1. ポイント追加方法を改善

ポイントモードへの切り替えが、部材選択モード中以外でも可能になりました。
ただし、部材選択モードで任意の部材を1つ以上選択し、選択された部材がグループに紐付いている必要があります。

また、ポイントモードでポイント追加等を行った場合、ポイントモード終了時に俯瞰情報図が再作成されます。
※ポイント追加等の変更がない場合は再作成されません。

5-2. ポイントの移動/削除機能を追加

追加されたポイントの移動と削除が可能になりました。※バイパス配管は移動できません
ポイントモード時に、ブラウザ上ではポイントを右クリック、iPadOS/iOSではポイントをロングタップすることでメニューが表示されます。


移動を選択後、該当ポイントをドラッグすることで移動が可能です。
※部材選択で選択されている部材にのみ移動可能です。


削除を選択すると、該当のポイントが削除されます。


5-3. ポイントの前面表示機能を追加

追加されたポイントが、部材の裏に隠れず常に前面に表示される機能が追加されました。
ポイントモード時のみ、種類アイコンの下に前面表示のアイコンが表示されます。


クリックすることで、各種ポイントが配管よりも前面に表示されるようになります。再度クリックすることで通常の表示に戻ります。


5-4. 止水プラグのサイズ調整機能を追加

止水プラグのサイズを調整できるようになりました。
止水プラグを追加後、クリックすることでポイント左側にサイズ調整バーが表示されます。


バーを上にスライドすると止水プラグのサイズが大きくなり、下にスライドするとサイズが小さくなっていきます。
※止水プラグの大きさは、止水プラグが追加されている部材の大きさによって上限があります。

止水プラグを小さくしすぎて配管に隠れてしまった場合は、前述(5-3.)のポイント前面表示機能を使用することで隠れた止水プラグが表示されるようになります。
こちらをご利用いただき、再度サイズを調整してください。

5-5. バイパス配管のルートを改善

バイパス配管のルートが、曲線ではなく始点終点を直線的に結ぶようになりました。

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