1.風量測定機能をリニューアル

新しい風量測定機能「風量(Ver.2)」をリリースいたしました。
風量Ver.2では、主に以下の特徴がございます。
・部屋単位での集計が可能になりました
・機器器具単位での集計が可能になりました

※出力帳票のレイアウトに変更があります。（後半に画像を掲載しております。）
※その他の細かな機能内容や操作性は現行風量測定と同じです。
※風量測定機能をご利用になるには無償オプションのお申込みが必要となります。

■現行の風量測定の利用期間ついて
現行の風量測定は2022/1/31をもって終了となります。
2022/1/31までは、「風量」または「風量(Ver.2)」から選択可能です。
2022/2/1以降は「風量」での新規追加ができなくなります。
また、「風量」のサポートは2022/7/31をもって終了となります。

▼新規帳票登録画面。2022/1/31までは「風量」または「風量(Ver.2)」から選択可能

■「風量(Ver.2)」の対応バージョン
・PC :Ver2.37.2 以降
・iOS:Ver3.24.0 以降
※Androidは非対応です。

1-1.部屋単位集計
部屋単位での集計ができるようになりました。
これまでは、制気口単位でしか測定できませんでしたが、
各制気口で測ったデータを部屋単位で集計したい場合にも対応しました。

＜想定される作業＞

(1) 制気口の複数点の風速を測り、平均風速から制気口の風量を求めます。
　　制気口の設計風量±xx％か確認し、結果を残します。
(2) 部屋／系統毎に(1)の合計を求め、その合計風量が制気口の
　　設計風量合計±xx％か確認し、結果を残します。
(3) (2)の内容で帳票を作成します。

▼風量(Ver.2) 計画画面　※階／室名／器具系統で集計されます。

▼風量(Ver.2) 測定中画面　（部屋単位集計時のイメージ）

▼風量(Ver.2) 帳票

▼現行の風量帳票

1-2.機器器具単位集計
機器器具単位での集計ができるようになりました。
空調機、VAV・CAVも含めた全てをCheXで集計したい場合にも対応しました。

＜想定される作業＞

(1) 空調機の表示板でVAV-1の風量を確認します。
(2) VAV単位で制気口の風量を測り、合計風量がVAVの設計風量±xx％か確認します。
(3) 制気口の複数点の風速を測り、平均風速から制気口の風量を求めます。
　　 制気口の設計風量±xx％か確認し、結果を残します。
(4) VAV毎に(3)の合計を求め、その合計風量がVAVの設計風量±xx％か確認し、結果を残します。
(5) 空調機の風量を測定し、設計風量±xx％か確認し、結果を残します。
(6) (3)(4)(5)の内容で帳票を作成します。

▼風量(Ver.2) 計画画面

▼風量(Ver.2) 測定中画面（機器器具単位集計時のイメージ）

▼風量(Ver.2) 帳票

▼現行の風量帳票