かねてよりご要望の多かった、LAXSYとRICOH THETAの連携機能がリリースされました。
それに伴い、LAXSYの画像に関連する機能もより使いやすくなるよう改善されています。

1. RICOH THETA連携機能を追加

LAXSYでの撮影方法にRICOH THETAでの360°写真撮影を追加しました。
RICOH THETAで撮影した360°写真を、指摘ピンと紐づけて関係者に共有することが可能になります。

施工状況を360°写真で関係者に共有できるので、
検査を実施する側は、軽微な事の確認のために現地へ行く必要がなくなります。

また、遠隔からでも現場の様子をよりリアルに確認できるので、
「いざ検査当日に現場へ行ったら、まだ施工が完了していなかった」
といった、認識違いなどを防止することできます。

機能としては、360°写真の初期表示される画角のロックとその共有、
任意の画角での平面写真への切り出し、写真データのダウンロードなどを搭載しています。
360°写真や切り出した平面写真は、LAXSYで撮影した通常の画像と同じく、
是正前後マークの付与や帳票への出力も可能です。

【対応機種】
RICOH THETA Z1
RICOH THETA V
RICOH THETA SC2
RICOH THETA SC2 for Business

360°ボタンからRICOH THETAと接続し撮影が可能です。


拡大表示することで、360°閲覧や画角のロック、平面写真への切り出しが可能です。

既存のピンへ360°写真や360°写真から切り出した平面写真を取り込むことが可能です。

360°写真が紐づいたピンには360°アイコンが付与されます。

Web版LAXSYから360°写真の確認が可能です。
※Web版LAXSYとRICOH THETAの連携はできません。

2. 図面と写真の並列表示機能を追加（iPadのみ）

図面と写真の並列表示機能を追加しました。
これにより、360°写真を図面と見比べながら閲覧できるようになります。
360°写真に限らず、ピンに格納されている画像すべてを図面と並列して表示・閲覧が可能となります。
※本機能はiPadアプリのみの追加機能となります。

図面内のピン一覧に追加されたカメラアイコンから、図面と写真の並列表示が可能です。


並列表示時も新規ピンの作成や360°写真の各種機能などが利用できます。
※ページが複数ある図面でのページ送り機能、ピン番号の振り直し機能は利用できません。

3. Web版での写真表示を改善

Web版での、①写真一覧表示、②特定ピン内の写真一覧表示、③写真拡大表示時の表示を刷新しました。
視認性と使いやすさが向上しています。

①写真一覧表示
写真一覧ボタンを追加し、ボタンクリック後の画面を刷新しています。

②特定ピン内の写真一覧表示
ピン一覧の「写真」項目内の写真枚数ボタンをクリック後の画面を刷新しています。
③写真拡大表示
写真をダブルクリックした際の拡大表示画面を刷新しています。

4. 撮影画像ファイルの命名規則を変更

写真撮影時に自動的に付与される画像ファイル名称のルールを変更しました。
画像ダウンロードの際、格納されていたピンおよび図面が判別しやすいように、より詳しい情報を付与しています。

■新画像ファイル名称
「“ページ番号”_“ピン登録者の識別コード”“ピン番号”-”何枚目の写真”.JPG」の形式にて命名。
例）1_a1-1.JPG
　　1_a1-2.JPG
　　1_a2-1.JPG
　　2_b1-1.JPG

■旧画像ファイル名称
「“ピン番号”-”何枚目の写真”.JPG」の形式にて命名。
例）1-1.JPG
　　1-2.JPG
　　2-1.JPG