【ニュースリリース】CheX BIM新機能を竹中工務店と共同開発
株式会社YSLソリューション
【CheX BIM】設備施工管理向けの5機能を竹中工務店と共同開発
株式会社YSLソリューション(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:橋本 隆司 以下YSL)と、株式会社竹中工務店(本社:大阪府大阪市、取締役社長:佐々木 正人)は、YSLが提供する建設ドキュメント共有アプリ「CheX(チェクロス)」(以下CheX)について、設備施工管理の業務負荷を低減するBIMを活用した5つの新機能を共同開発し、このたびリリースいたしましたのでお知らせします。
新たにリリースした5つの機能は、BIMの強みを活かすことによって、施工管理における記録書類作成の省力化を実現しつつ、正確性や管理性の向上を支援するもので、総合建設会社様や設備専門工事会社様における働き方改革推進への貢献が期待されております。
今回の新機能は株式会社竹中工務店様と共同開発したものですが、建設業界の働き方改革推進にお役立ていただけるものである事から、広く一般にご提供するサービスといたしました。
弊社は今後も、建設業界の新しい働き方をリードする各社様との協業を通じ、建設業界の働き方改革を支援してまいります。
■5つの新機能について
「(1)スリーブ検査」「(2)区画貫通記録」、「(3)配管圧力試験」、「(4)配管排水試験」、「(5)その他汎用記録」の5つの新機能をリリースいたしました。
CheX上でBIMモデルを確認したり、部材の属性情報であるプロパティデータを活用したりしながら、「スリーブ検査」・「区画貫通記録」・「配管圧力試験」・「配管排水試験」・「その他汎用記録」の検査・試験を、従来よりも少ない工数で実施する事ができ、さらにはその記録を自動作成する事が可能になります。
▲スリーブ検査を実施中のCheX BIMの画面イメージ
電子黒板に記載するスリーブ位置や管種などの情報は、
BIMのプロパティデータから自動的に取得・反映されるため、検査時の負荷を低減。
またこれら異なる複数の記録を、BIMモデルと紐づけてデジタルデータとして一元的に管理することで、記録のペーパーレス管理と進捗管理が可能になりました。
■新機能の導入効果について
先行的に導入頂いた竹中工務店様の作業所において、「検査準備・試験計画作成」から「記録作成」までの業務量全体で検証して頂きました所、スリーブ検査では約25%、配管圧力試験と配管排水試験では約20%の業務量削減効果を確認した、とのご報告を頂いております。
また、従来は紙で管理していた検査記録(試験データ・立会写真・試験範囲図)を、BIMを中心に一元管理することで、検査記録作成の効率化と、検査進捗の見える化による検査忘れの未然防止の効果も得られることを確認した、とのご報告を頂いております。
■普及に向けた取り組み
広く総合建設会社様および設備専門工事会社様でご活用頂くため、下記のような取り組みを、今後も製品仕様面・広報面ともに進めて参ります。
・製品仕様面
今回、BIMモデルは検査・試験用に特別に作成したBIMモデルではなく、施工図用のBIMモデルを活用できる方式としました。具体的には、Rebro・T-fas・Revit等で作成した施工図用BIMモデルを、IFCファイル形式で出力し、CheXに登録することで、新機能がご利用可能になります。
・広報面
YSL顧客へのご紹介活動や、展示会等での発表を通じた広報活動を予定しております。
[ 別 紙 ]
■本プレスリリースに掲載の機能について
サービス提供状況 :提供中
サービス料金 :有償/CheX及びCheX BIMプレミアムプランへのお申込みが必要
■CheX製品概要
サービス名称:「CheX」(チェクロス)
公式リリース: 2012年
製品HP : https://yslappsmedia.chex.jp/chex/
●スマートデバイス上で図面の閲覧や、図面へのメモを関係者と共有可能なアプリ。
●手書き・テキスト・写真でのメモ・共有が可能。電子黒板等にも対応。
●スーパーゼネコン5社を中心に、毎月約14,000現場、16か国での利用実績。
■会社概要
社名 :株式会社YSLソリューション
設立 :1991年(平成3年)7月
資本金:99,000,000円
売上高:39.8億円(2022年3月期)
社員数:251名(2022年5月時点)
代表者:代表取締役会長 長堀 真己
代表取締役社長 橋本 隆司
株主 :株式会社YSGホールディングス(100%)
株式会社YSLソリューション ソリューション事業部
電話番号:045-345-2763 メールアドレス:yslappsmedia@ysl.co.jp