建設業向け図面閲覧アプリ「CheX®」
配筋検査機能をリリース
株式会社YSLソリューション(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:橋本 隆司 以下「YSL」)は、YSLが提供する建設業向け図面閲覧アプリ「CheX(チェクロス 以下「CheX」)」のオプション機能として「配筋検査機能」を開発し、2025年5月1日より販売を開始した事をお知らせいたします。
鉄筋コンクリート造の建物を施工する際、強度の品質を確保する事を目的として、設計通りに鉄筋が組み上げられている事を確認する「配筋検査」が行われます。
鉄筋は、建物の柱や梁、床等のあらゆるところで利用されていますが、箇所によって鉄筋の組み上げ方が異なる事から、すべての箇所の鉄筋が正しく設計通りに組み上げられている事を、確認する必要があります。
これまでは目視による設計図面と現物の確認を行い、さらに記録として写真撮影および写真帳票の作成を行っていましたが、建物の規模が大きくなるにつれてその検査箇所は膨大になるため、検査や帳票作成の負担も大きく、人手不足に悩む建設業界にとって大きな課題となっておりました。
この課題の解決に向けYSLは、提供する建設業向け図面閲覧アプリ「CheX」のオプション機能として、この度新たに「配筋検査機能」を開発・リリースいたしました。
CheXの基本機能をベースに、図面上の検査箇所と、配筋の仕様書である豆図、記録写真を紐づける事ができる機能で、その後の写真整理や帳票作成の負荷低減が期待されます。
すでに一部のお客様よりお引き合いを頂戴しており、鹿島建設株式会社様では、各施工現場にて順次試行利用を開始いただいております。
今回新たに開発したオプション機能によって、建設業界全体のさらなる生産性の向上に貢献できるものと考えております。
本機能の概要
1、準備
・豆図を切り出し、ピンへ取り込む。
・図面上の検査箇所に、ピンを立てる。
・協力会社・ゼネコン・監理者等、検査者に応じたモードを選択。
2、検査/整理
・ピン内に格納された豆図をもとに検査実施。写真はiPad/iPhoneのカメラで撮影。
・自動的に図面上の検査箇所と、豆図、記録写真が紐づけられる。
3、帳票作成
・上記で検査箇所・豆図・記録写真が紐づけられているため、自動的に帳票作成。
印刷時のレイアウト等の指定を行うだけで、出力が可能。
▲「CheX 配筋検査機能」の画面イメージ
販売価格
CheXの有償オプション機能として提供いたします。(別途CheXのご契約が必要です。)
料金等の詳細は、YSLソリューションまでお問合せ下さい。
「CheX」とは
図面や施工要領書等、様々なドキュメントを、紙から「CheX」 に変えるだけで、施工現場の生産性が大きく向上します。事務所に戻る事なく欲しい図面や書類をすぐに閲覧、電子黒板機能によるデジカメや黒板等の持ち歩きからの解放、図面への手書きメモや撮影した写真の瞬時集約等、これまでの紙図面では実現できなかった、建設現場の新しい働き方を提案しています。
■会社概要
社名:株式会社YSLソリューション
本社:神奈川県横浜市中区長者町4-9-1 YS関内ビル
設立:1991年7月
代表者:代表取締役会長 長堀 真己
代表取締役社長 橋本 隆司
資本金:99百万円
URL:https://www.ysl.co.jp/
※記載の会社名、製品名は、それぞれ商標または登録商標です。
※本プレスリリース記載の情報は発表日現在の情報です。予告なしに変更される事がありますので、予めご了承下さい。
株式会社YSLソリューション ソリューション事業部
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